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医療・健康分野での新産業創出に向け、産官学のオープンイノベーションを加速させる… ベンチャーキャピタルファンド「ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合」が総額62億円で組成
2015.04.01
株式会社ファストトラックイニシアティブ(東京都文京区、以下、FTI)は、ライフサイエンス・ヘルスケア領域への投資に特化したベンチャーキャピタルファンド「ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合(無限責任組合員:株式会社ファストトラックイニシアティブ)」(以下、本ファンド)を総額62億円で組成し、投資活動を開始しました。
FTIは、ベンチャー企業への設立出資と成長ステージに応じた徹底したハンズオン支援において特に優れた実績を有し、2004年に運営を開始したファストトラックイニシアティブ1号投資事業有限責任組合では、10社に満たない厳選された投資先企業の中から、株式会社カイオム・バイオサイエンス(2011年12月上場)、株式会社セルシード(2010年3月上場)、株式会社医療情報総合研究所(2012年8月に株式会社インテージへM&A)、株式会社ProbeX(2013年10月にカルナバイオサイエンス株式会社へM&A)、株式会社グリーンペプタイドを育成するなど、大きな成果を挙げて参りました。
本ファンドは、我が国の成長戦略の要でもある医療・健康分野での新たなビジネスモデル、そして新産業の創出に貢献することを目的に組成されました。本ファンドの出資者は、独立行政法人中小企業基盤整備機構、富士フイルム株式会社、株式会社三井住友銀行、信金中央金庫、伊藤忠商事株式会社、株式会社インテージホールディングス、株式会社日本政策投資銀行の投資子会社、その他事業会社等で構成されています。
本ファンドの活動を通じて、大学や研究機関、オープンイノベーションを推進する企業、官公庁や国の研究プロジェクト、そして各地域の健康・医療クラスターとも密接に連携し、国際的にも競争力の高い企業の育成に全力で取り組んで参ります。
本ファンド概要
- 名称:ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合
- 無限責任組合員:株式会社ファストトラックイニシアティブ
- 主な投資分野:ライフサイエンス分野(医薬、再生医療、医療機器、診断等)
- ヘルスケア分野(医療ICT、予防関連、在宅医療関連、流通、栄養等)
- 運用期間:10年
- ファンド規模:62億円(2015年4月1日現在)
※本リリースに関するお問合わせ先:
(株)ファストトラックイニシアティブ 安西智宏()